箱の仕切りをやめてみる
メディアに出る片付け上手な人の家には、
よくお揃いの箱がずらりと
並んでる場合があります。
引き出し開けても箱、箱、箱。
私もかつてはそういうのに憧れて
無印の引き出しやカゴを買いまくりました。
というか、引越し族だったので
どんな間取りでも対応できるオープンラックを
使う関係上、そうなった訳ですが。
50才を前に本気の断捨離に目覚めると、
箱がずらっと並んでいるのさえ
息苦しく感じるようになりました。
やましたひでこさんがテレビで
そうおっしゃいますが、
今なら共感できます。
今まで細々したものはケースで仕切って
入れていましたが、
徐々にとっぱらっています。
文房具を入れるケースがあり、
引き出しの中を仕切っていましたが
やめてみました。
我が家は右利きと左利きが半々なので、
ハサミがこうなります。
使いやすくなったので、他の引き出しも
やってみました。
ある引き出しを開けた時、
娘が歓声をあげました。
こういうのが欲しかった〜、と。
それがこちら。
キャラものの付箋を重ねずに
並べたので、取りやすくなりました。
子供が付箋をどんどん使うようになり
助かってます。
よく家族の意見を聞く、と言いますが
家族は収納なんかに興味ありません。
使えればいいわけで、改善する気持ちはない。
でもいざ使いやすく変化してみると、
自然と希望が出てくるのですね。
ああいしたい、こうしたいと言うようになりました。
仕切りがあると、取り出しにくくなる。
やめてみて初めて気づきました。
やました方式の、「そのままで・重ねず・並べる」
というのが子供からお年寄りまで使いやすい、
ユニバーサルデザインだと思います。