ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

コレが捨てられたなんて!

誰しも

「これだけは絶対に捨てられない!」

という思い出(執着?)の物があると思います。

私も辛い子育てを支えた

思い出の物があります。

 

一言で言えば「アルバム」なんですが、

気合の入り方が違います。

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中身は当時息子が好きだったものを

息子と共に撮った写真なんですが、

撮りに行くのに歩いて2時間とか笑

撮った写真も息子がずっと見るので

お洒落なアルバムに入れて

子供部屋の本棚に置いてありました。

いつも見てるのでボロボロ。

補修の跡がみえます。

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何故とっておいたかというと、

いつか息子が立派になり

昔は大変だったねえと懐かしむ時が

来ると信じていたから。

写真だと音声がないのでパニックが分からず、

障害者とはいえ今見れば

小さい時はそれなりにかわいいから。

1、2才ですからね…

トラブルあってこのアルバムは

捨てたことになっていて封印してましたが、

私がこっそり隠しておきました。

引越しの時もバレないよう工夫して。

ベッド下奥の方に隠し置いていたのです。

 

でも私の努力の甲斐なく、

息子の障害者ぶりは悪化をたどるばかり。

何故障害者かというと、

成長期なのに退化するからなのです。

 

新年を迎え50才になる節目の時。

何か目玉になる断捨離ものはないかと

考えた時、これが思いつきました。

見れば私の必死の努力が思い出され

頑張ってたなあ私、と感じます。

この頃は、今こんなになってるなんて

想像した事もなかった。

悪いことは微塵も疑わず

立派になってることしか想像できなかった。

時代的にも発達障害が知られてなかったので

大きくなってどうなるか報道もなかったし。

でも今なら、その当時の自分を

客観視できるのです。

バカだなあ、無駄な努力だよ。やめとけよ。

そう昔の自分に言ってあげたい。

 

こうやって思い出の物を捨てることによって

子供への期待や未来への不安を

取り去っていくのだなあ、

と感じます。

捨てる、と決断した後は

憑き物が落ちたように気が楽になります。

執着って自分で作ってるんですね。

断捨離番組で、やましたさんが

そう思ってるのは誰?自分ね。

とおっしゃいますが、本当にその通り。

苦労した時のものなんて負のパワーしかない。

貧乏神です。

それを追い出そうとせず大事にしていた訳で。

いやあ、バカですねえ。

50才になる前に気付けてよかった。

 

ベッド下から負のパワー源を断ちました。

いい睡眠が取れるかな?