ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

「ロッチと子羊」と断捨離と

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今回の断捨離は、モノの処分ではなく

「今を生きる」という概念の話です。

 

「ロッチと子羊」第6回に、

私の心が軽くなるテーマがありました。

20代の女性で、今の仕事に不満はないけど

貯金がないので将来が不安・・・

というお悩み。

哲学者の先生が、ハイデガーを引用しながら

「不安」と「恐れ」を分けましょうと解説します。

 

不安は「たら・れば」の状況で、

まだ起きていないこと。

恐れは今、身を置いている状況。

ハイデガーによると、

不安は曖昧で対処法がない。

恐れは明確で対処法がある。

不安を解消するには、時間の感覚を

変えていこう、と説きます。

 

普段意識しているのは

過去〜現在〜未来という通俗的時間。

過去や未来で頭がいっぱいになると

不安が強くなる。

一方、根源的時間というのは「今」のこと。

過去も未来も今の自分の中にあるので、

根源的時間を生きましょう、

そうすれば不安が小さくなる、と。

 

断捨離では「今」にフォーカスする

練習をします。

今必要か、今好きなのか。

モノがあふれているのは

過去や未来に対する気持ちが強いから。

気持ちは目に見えないけど、

モノの量が代弁してくれている。

これらの物を手放すことで

気持ちが軽くなっていく。

 

やました先生の断捨離は宗教っぽいと

思っていましたが、哲学だったのか。 

仏教との親和性も高いし、

なんだかすごいぞ。