ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

空気を飾る

断捨離中級レベルの我が家、

まだまだ物は多いですが

大きな収納家具はありません。

小さい家に引っ越すためと、

子供部屋を作りロフトベッドを

置くために、断捨離しました。

 

かつては9000冊くらいの本を持ち、

壁という壁に大きな本棚がありました。

入りきらない本は、押入れやベッド下に。

(もはや読めない)

 

そうした大きな本棚を1つ処分すると、

広い壁が出現します。

それを見た時の、爽快感!

こんなに広くなるのか、と

子供でさえ感動していました。

広い、ということは単純に

心を揺り動かすようです。

 

収集癖のある夫婦ですから、昔なら

空いたスペースに「何置こうか」と

思ったでしょう。

空けておくなんて、もったいない。

 

でも断捨離に目覚めると、

発想が変わりました。

ここは何もない空間ではない。

「空気を飾っている」

のだと。

 

白い壁は絵と同じ。

「白い壁」を飾っている。

そう思うと、何も置きたくないと

思えるのです。

 

「物を持ちたい、飾りたい」気持ちと

「空気を飾りたい」気持ち。

どちらもあります。どっちも素敵。

あとは、その時々でどちらが優勢か。

それ次第だと思います。

 

 

今は「空気を飾る」方に魅力を感じています。

 

物のない空間は、

デザイナーズ家具にも負けない

最高のインテリアです。

 

とはいえ、なかなか実現するのは難しい。

とりあえず、小上がりの畳スペースだけは

何も置かず、旅館のような空間を維持するよう

心掛けています。