ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

実家の断捨離で思うこと・2

我が家の場合、親は昔の話はしてくれません。

断片的な情報をつなぎ合わせると、こんな感じです。

 

まず、父とその父がしょーもない男で、

母はそんなのと結婚した辛さプラス

時代的場所的に離婚できない辛さがあり、

ひたすら耐えていました。

 

なぜそんな人と結婚したかというと

昔なのでお見合いですが、

要は学歴と収入が「地元では」

ずば抜けてよかったから。

そして昔はダメ男にはしっかり者の女と

結婚させる(逆もあり)風潮がありました。

母方は「地元では」古くて裕福で優秀な家柄だったので

それなりの人と結婚させたい、

でも一人娘に苦労はさせたくない。

ということで、次男で東証一部上場企業の

サラリーマンと一緒にさせたらしい。

 

苦労は多いけど収入も多かったので

ストレス発散に買い物をしまくったらしい。

特に東京勤務になってからは

母は毎週都心のデパートに行き

色々買って参りました。

小学生だった私の靴下を買うために

池袋西武(当時最大規模はここだった)まで

行ってきたくらい。

 

だからお高い家具たちも、その頃の思いが

込められているんです。

決していい思い出ではないです。

夫に苦労を掛けられて、

怨念がこもっているというか(笑)。

 

私ならそんなもの即捨てますが、

長年夫も家具も一緒に過ごしてきたので

共依存、みたいになってるのかもしれません。

この家具を捨てることは、

耐えていた自分を捨てることになる。

それは自分の喪失に他ならない・・・

 

なんてのは、やめてほしい!!

モノはモノ。

思い出、という言葉が悪いのです。

「記憶」ではあるけれど

いい記憶だけを「思い出」として

残してほしい。

そして後期高齢者になったら

それすらも手放し

いつでも旅立てるよう準備をする。

こうあってほしいものです。

 

子供に苦労させたくない、というより

見苦しい自分になりたくない、と

しみじみ思います。

親を反面教師に、自分も断捨離に励まなきゃ。