実家の断捨離で思うこと・1
私の父は片付けが全くできません。
昔の男性ってこんなもんでしょうかね。
断捨離に関しては戦力外。
母は掃除が好きで水回りとかピカピカなんだけど
物が捨てられないうえに、新し物好き。
どんどん買ってきて使いかけのものがたまっていく。
とにかく「ごみ」以外は捨てられない。
片づけ、といえば右から左に動かすこと。
これ、本人が断言しています。
細々した雑貨類は、いざとなれば全捨てできますが
問題は大量の家具、なんです。
なまじ家具にこだわりのある人で
職人の作った本物でなきゃダメ、だそうです。
だから大きくて重くて、しかも高い。
農家なら似合いそうな重厚な家具が、
マンションに所狭しと詰め込まれている。
元子供部屋は、不要になった家具が
テトリスのように置かれています。
断捨離あるある、ですが
「もう使ってないんだから手放そう」というと
「これは○○の木の一枚板でね、
安物のテーブルとは違うんだよ」
「安物の箪笥は中がベニヤだけど、これは違う」
と、論点をすり替えてくる。
テレビの断捨離番組を見ていると、
高齢者の断捨離は子供時分までさかのぼり
こじれた感情をひもといていかないと
うまくいかないようです・・・