ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

自分史上最強の断捨離を決行!

それは突然始まりました。

この日心が上向きになることと

下向きになることが両方ありました。

ピンチはチャンス、ということで発想の転換

それに必要なのが、

思い切った断捨離だったのです。

 

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いきさつは別の機会として、

捨てたのは育児日記です。

私の育児日記は、半端ではない。

後述しますが

母になることへの夢は筋金入りで、

準備を入念にし、まるで研究者のように

詳細な記録をつけました。

卒業アルバムも結婚式のアルバムも日記も

子供の写真も、すんなり捨てられた私です。

でも、育児日記だけは手を出せなかった。

 

夢が叶った育児はのっけから地獄でした。

障害児とは夢にも思わない当時は

かわいいと思ったことは一度もなく、

ただ私を苦しめるだけに生まれてきた、

そう思っていました。

ストレスによる病気も何度もしました。

発達障害なんて言葉がまだない頃です。

生き地獄でした。

 

一応パラパラと見返してみましたが、

当然明るい気持ちになる訳もなく、

懐かしくもなく。

それでも残したのは、いつか息子が立派になり

その時昔はこんなに大変だったのよと

日記を見ながら話したかったから。

いつか良くなるという希望が

私を支えていたのです。

でももう高校生、先は見えます。

夢見る夢子ではいられません。

更級日記みたいだわ〜。

現実を生きるため、

育児日記を捨てることにしました。

 

ゴミとして捨てる訳ですが、

私の夢と希望と努力の「弔い」ですから、

せめて綺麗に捨ててあげたい。

ということで、WAKOの袋に入れて

捨てました。

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ついでに娘が描いたイラストも処分。

写真上部のノートたちです。

今キャンプに行ってて不在なので

文句言われずに捨てられます。

それも思い切れた理由の一つです。

 

子供の頃から孟母になるのが夢で(笑)

そのために勉強も突っ走った私。

大学受験の時、

模試で全国一位を取るほどのめり込みました。

ひたすらまじめに、いい子で、

立派な母になるために努力してきた。

親の転勤で幼稚園と小学校を変わり、

学級崩壊や問題教師に苦しんだ私。

自分の子は私立の小学校で育てる、

自分と同じ苦労はさせないと思っていました、

自分も小学生なのに。

 

そんな私の子育てですから、

熱の入り方は異様と言えるでしょう。

自分では普通のつもりですが。

育児書はカントの「エミール」(笑)

付箋だらけでした。

高校時代、哲学が大好きだったもので。

 

回想は終わりにして、

これが捨てられたなら、思い出系のものは

もう何でも捨てられる自信があります。

捨ててみて、何とも感じない自分がいました。

だったらもっと早く捨てればよかった。

大して場所を取らないので、

残しちゃうんですよね。

さ、もっと断捨離するぞ。