ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

ムーミン谷の断捨離

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ムーミン谷の冬」という本があります。

久々に読み返し、おしゃまさんの台詞に

ドキッとしました。

 

あんたたちはいったい、あんまりいろんなものを持ちすぎてるのよ。思い出の中のものや夢でみるものまでさ。

 

特に後半。グサグサっときました。

この歳になって、ようやく思い出系は

捨てられるようになり、

将来思い出になりそうなものは

最初から買わない残さないようになりました。

でも、夢で見るものは・・・

子供が自分のあとを追って読んでくれる、

使ってくれるだろうと願って

残してあるものが、まだまだある。

私の場合未来への不安ではなく

未来への妄想(笑)が執着の要因らしい。

 

いつまで夢見てるんだ、私。

私に全く似ていない子供たちは

自分と同じ世界で生きることは

絶対に、ない。

既に今だって属していないのだから。

 

でも、足元を見れば

そういう人たちがいっぱいいて

ちゃんと居場所もある。

頑張れない人にとって居心地がいい場所。

あとは親が認めるかどうか。

世間体を捨てられるかどうか、です。

周りと話が合わないので

親がソリストになれるかどうかも大事。

 

子供が大きくなるにつれて

いつかみんなに追いつけるかも、という

妄想は絶望へと変わり、

諦められるようになりました。

完全にふっきれるのは高校受験。

ここで本人が変わらないなら、

一生そのまんまです。

さらにみんなバラバラの学校へ行き

つながりがなくなることで、

楽になるのです。

 

ムーミンシリーズ全巻断捨離します。

ムーミンは好きだけど、

ドはまりするほどでは、ない。

図書館に行けばすぐ借りられる。

何より一番の理由は、

娘が欲しがったから買ったのに

グレーゾーンの娘は本が全く読めないから。

学習障害ではないので、教科書なら読める。

授業の後ならテストも満点取れる。

でも、自ら本を読み、

理解することはできない。

世の中に読書をしないとか

ドラマを見ない人って割といますが、

まさにこういうタイプなんですね。

興味がない、ではなく、

理解できないからつまらない。

 

子供と同じ本を読み感想を言い合い、

次何読む?と語り合うのが私の夢でした。

と言うか、私は幼稚園の頃から親と

そういう話をしてきたので、

当たり前だと思っていた。

当たり前だと思っていることを断捨離しなくては。

思考はすぐに変えられないから、

それが反映されているモノを断捨離します。