すてきな50代を迎えられるか

来年50歳になるわたくし、

悩み多く苦しかった30・40代の

生き方と決別し

これから心が安定した人生を

送りたいと思っています。

そのための準備期間として

49歳の一年間を過ごしていこう、と

今やっております。

だいたい49歳も半分来ましたので

これまでのところを振り返ってみようかと。

中年になって思うのは、

健康第一ということ。

医療費もかかるし、何より痛みがつらい。

さらに老眼や更年期といった

避けられない不調も重なるので、

とにかく自分の健康が一番。

そのために精神の安定も不可欠となります。

若い時のように無理がきかず、

自分を犠牲にしても子供（障害児）のために

頑張る、ということができなくなりました。

それでも子供が期待に応えるなら

踏ん張りようもありますが、

発達障害児の場合、ケアしてくれる人にこそ

暴言暴力をふるう、という悲しい事実があります。

（認知症の老人も同じです）

報われないことに自分を犠牲にするのは

やめよう、と固く決意しました。

優先順位をはっきりさせると、あとは楽です。

断捨離の汚部屋脱出も、そうですね。

こうなってからの私は、ソリストの本領発揮です。

世間体からの解放が、加速しました。

コロナが悪化したのも、後押ししています。

人とつながらない、人に合わせない。

これまで障害児の親として

「仲間外れ」されていたのが

今やみんなが同じ状態。

すると、キャリアの長い私は、

この状況がつらくないのです。

一人で充実した時間を過ごす方法を

身につけていますので・・・

加えて、最近新たに「サイクリング」

という趣味を見つけました。

インドア派の私、人生初のスポーツ系の趣味です。

夫につられて始めたところですが、

夫婦ともに初心者なので、

二人でそれぞれ情報を集めては

報告しあうのが日課です。

この年で子供以外の話題で

夫婦で盛り上がれる、

というのはありがたいと思っています。

夫婦の健康、老いた両親のこと、

障害児の進路など、将来を考えると

不安ばかりです。

だから、問題が起きたらその時考えると

割り切り、今日一日を穏やかに過ごす。

そう心がけています。

実際には日々子供に怒ったり

小言を言ったりしてますが、

以前のようなうつ症状はありません。

はたから見てうらやましい人生は

送っていないでしょうが、

この年になると「減点がない」方が

幸せだと気付きました。

大きなイベントはないけれど

ハプニングなく平穏に過ごす。

これを繰り返し、月日を重ねていくことが

幸せにつながるのだ、と。

「幸福」の定義を改めれば、

今の人生も悪くない。

そう思えるところまでは、来れたと思います。

第一目標のすてきな50代を迎える準備は、

まずまず、かな。