ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

卒業式をブッチする(死語?)・2

常識ではありえない卒業式を迎えたわけですが。

すっきりした、というのが本音です。

 

息子を産んでから、ありとあらゆるストレス系の病気をやるほど

大変な子育てでした。

でも2才になれば、幼稚園に行けば、

小学生になれば、受験をすればきっと変わる・・・

と期待があるから頑張れたのです。

現実は、中学で色々あって(校長に転校させられたり)

もう障害者としてしか生きられないと腹をくくりました。

ただ健常者が想定する最低ラインと、

障害者が出来るラインは雲泥の差があるのです。

健常の2歳児ができることすら、できません。

人を思いやるとか、人の真似をするとか、ね。

どこまで堕ちればいいんだ、と苦しんだ3年間でした。

 

ちなみに悩むのも苦しむのも親だけです。

本人はケロッとしています。

 

卒業式当日は、晴天でした。

確定申告もすんなり済み、おいしい食事をし、

ちはやふる」の新刊も見つけた。

うつうつとした気持ちが、晴れてきました。

担任への挨拶が済んだら、もうスッキリです。

 

卒業式の話を聞いて、むしろ行かなくてよかったです。

式終了後、校庭に出てクラスごとに

保護者が歓談したそうです。

ソリストの私、喜びを分かち合う人なんて一人もいません。

参加していれば、一人ぽつんとたたずんで、

居心地悪かったろうなあ。

 

まあ、普通では考えられない一日ですが、

障害児(とその親)らしい卒業で、アリだと思いました。

高校の入学式も、親不参加なので(これはコロナのせいです)

我が家らしいスタートといえるでしょう。

 

もろもろの背負ってきたものを捨て、諦める。

断捨離でいう「今を生きる」って、

こういうことだと思うのです。

ギリギリ40代で悟ることができ、

いい50代を迎えられそうです。