突然家を買う・1
我が家は転勤族で、双方の実家が首都圏の異なる県にあります。
こういう場合、家を買うのが難しいのです。
よくあるのが、購入直後に地方転勤、即単身赴任。
一方の実家が地方に在れば、他方の実家の近くに住んでも問題ないですが、
両方首都圏の場合、バランスが大事です。
どちらかの実家に近いと、人間関係まずくなりますから。
そんなこんなで、家購入については先延ばし・・・
というか、話し合ったこともありません。
私は引越しが趣味なので(笑)ずっと賃貸でもいい。
もし買うなら定年後かな、くらいに思っていました。
とはいえ、不動産検索するのが趣味で(笑)
時々自分で架空の引越し条件を設定し、
パソコンで検索していました。
私の場合条件が明確にあり、経験上滅多に出ないことも知っていました。
だから検索しても「やっぱりないね」で終わるのです。
そんな日々が何年続いたでしょうか・・・
コロナ禍で外出がままならず、気分転換に不動産検索をしてみました。
どうせないだろう、と期待せず画面を見たら
あるではないですか、条件にぴったりの物件が。
いやあ、手が震えました。
何度も何度も見て。妄想が膨らむ。
今まで夫にこういう話をしたことはないのですが、
今回は「冗談半分で見に行ってみない?」と声を掛けました。
意外にも、夫がすんなり承諾しまして。
コロナで遠出ができない今、
趣味と実益を兼ねて不動産めぐりをしてみよう、
とのこと。
不動産会社にメールを送り、週末見に行くことに。
(続く)