ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

「三千円の使い方」で魔法にかかる

f:id:soliste_taka:20230119114859j:image

最近、原田ひ香さんの本に夢中です。

今やってるドラマ「三千円の使い方」も

もちろん見ています。

個人的にはアンミカさんの演技が強烈で

まさに「魔法にかかり」ました。

 

ドラマでは「8×12」は魔法の数字と教えます。

毎月8万円ずつ貯金して、

ボーナス時ちょい乗せすれば

年間100万円、10年で1000万円貯められる、

という意味です。

アンミカさんの強烈な口調が頭に残り

見終えた後も8×12が忘れられない。

魔法だと思ったのは、その後です。

 

我が家は生活費を私がもらい、

そこから日々の買い物や月謝等を賄います。

特別出費が大きい時はその分もらいます。

生活費の範囲内なら夫は口出ししないので

私がどう使おうが自由です。

家計の筋トレを始めて、

だいぶ支出の見直しはできました。

貯金に回す金額も増えたと感じています。

この貯金、心の中で

「リフォーム貯金」と呼んでいます。

入居から10年ごとにリフォームする予定で

(中古マンションを購入したので)

その時生活費に手をつけなくていいよう、

今から備えています。

貯金に回せるとはいえ、

限られた中でのやりくりなので

月8万円はとうてい無理です。

学生二人、教育費が

一番かかる時代なので・・・

でも4万円なら、できます。

これだと半額、20年で1000万円の計算。

20年は遠い数字のようだけど、まだ70才。

75才まで働けと政府が言う時代、

70才はまだまだ現役(にさせられる)世代です。

リフォームに使うので

1000万円残るわけではないけれど、

700万くらいあれば

ちょっと安心ではないの?

そんな気持ちになりました。

 

魔法だと感じたのは、

金額のことではありません。

気持ちの変化が大きかったのです。

今は死ねない時代、

動けなくなっても認知症になっても

100まで生かされる時代です。

ましてや役所関係の手続きなど不可能な

中年の障害者(=息子)がいる未来、

普通の人以上に不安が大きいのです。

でも、その漠然とした不安が

ふっと軽くなったのです。

 

私ができる貯金は決して多くはないけれど、

きっと夫も貯金していると期待して(笑)

夫婦で2000万円は結構リアルな数字だと

わかりました。

また、満たされた生活をするには

お金をたくさん稼ぐよりも、

生活のダウンサイジングをして

少ない金額でやっていける方が

大事だと思っています。

ミニマリストの本を読むと、

皆さんそうおっしゃる。

「10万円でやっていけるとわかれば

安心感が得られ、

あくせく働かなくていい。」

 

とりあえず自分にできることは

家計の筋トレを継続していくこと。

4×12が5×12になり、

時には6×12になる。

そんな家計マッチョになるのを楽しみに、

これからも家計の筋トレに励みます。