ソリストライフ~すてきな50代を迎えるために

日々断捨離と○活に励んでいます

少女ポリアンナとマインドフルネス

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昔、世界名作劇場というアニメ番組で、

ポリアンナ物語」という作品が放送されました。

アニメは鼻につく子供でイマイチでしたが、

原作は素晴らしい。

しかも翻訳が村岡花子さん!

 

ポリアンナは決して恵まれた環境で育っていませんが、

牧師の父から前向きに生きるよう育てられ、

楽天主義、ポジティブシンキングの持ち主なのです。

周りの気難しい大人たちもどんどん影響され

変わっていきます。

彼女がやるゲームは「喜び探しゲーム」。

 

アニメでは「よかった探し」といって

なんだか子供じみていましたが、

翻訳の、子供にこびてない文面からは

古典特有の上品な香りが伝わってきます。

喜び探しゲームとは、今の状況から

喜べることを見つける、というもの。

嫌なこと、辛いことがあっても、見つけるのです。

これには発想の転換が必要で、

今でいうリフレーミングをすることになります。

ポイントは「ゲーム」にするということ。

対戦相手は、いつもの自分。

いつもの自分なら不平を言う場面で、

今の自分が喜びを見つけられるかどうか、

というゲームにするのです。

最近マインドフルネス本を数冊読み、

常に頭の中は想像・妄想でいっぱいの私は

「いま」を生きていないと痛感しました。

ポリアンナを読むと、

「いま」を生きてる、楽しんでいるのが

分かります。

100年以上前のアメリカで

大ヒットしたということは、

今も昔も人々の心の在り方って

あまり変わってないのでしょうね・・・